2020年12月14日月曜日

一方的な約束

一昨日の夜ようやく小林秀雄の本居宣長を読み終えた。
秋山とは直接約束を取り交わしたわけではない。秋山が、学問というものに対する憧れや尊敬の念をこの本から学んだのだと誰にともなく独白したことが、自らに課した約束として四十年後の僕にそれを果たさせたのだ。