僕は主に無水エタノールをメガネのレンズのくもりを取るのに使っている。
スプレーに入れてレンズの両面に噴射しティッシュで拭くと指紋や油汚れを簡単に取ることが出来る。
最近上の写真の右の無水エタノールがなくなってきたのでアマゾンで注文したら左の製品が届いた。以前の製品は「無水エタノール」なのに今度のは製品名にIPが付いている。
それで調べてみたらIPはイソプロパノール入りだった。
なぜに?と疑問に思ってGoogle AI先生に尋ねてみたら以下のように返事をくれた。
商品としての無水エタノール(濃度99%程度のもの)には、酒税のかからない「
イソプロパノール(IPA)含有品(変性アルコール)」と、酒税がかかる「無添加品(純粋なエタノール)」があります。両者の利点と欠点は以下の通りです。
99%エタノール(無添加品)
酒税が課税されるため比較的高価ですが、それ以外の用途での利便性が高い製品です。
- 利点
- 汎用性が高い: 純粋なエタノールであるため、掃除、洗浄以外にも、化粧品、アロマスプレー、虫よけスプレーなどの手作り品の溶剤として使用できる。
- 臭気が比較的穏やか: イソプロパノールに比べ、臭いがきつくない。
- 肌への刺激が比較的少ない: イソプロパノール含有品に比べ、肌への刺激が少ないため、手荒れを気にする人に向いている。
- 欠点
- 価格が高い: 酒税がかかるため、イソプロパノール含有品よりも高価である
イソプロパノール含有品(変性アルコール)
エタノールに少量のイソプロパノールを添加することで飲用不可能にし、酒税を免税した安価な製品です。
- 利点
- 価格が安い: 酒税がかからないため、無添加品よりも安価で購入できる。
- 無添加品と同等の洗浄・消毒効果: 無添加品とエタノール濃度は同等(多くは99%程度)であるため、基本的な洗浄・消毒効果に大きな違いはない。
- 欠点
- 臭気が強い: イソプロパノール特有の刺激臭があり、無添加品より臭いがきつい。
- 肌への刺激が強い: イソプロパノールの脱脂作用が強く、手や皮膚に使用すると手荒れを起こしやすい。
- 用途が限られる: 化粧品や食品関連(食器、まな板など)の用途には使用できない。
まとめ
- 無添加品は、価格は高いものの、肌への優しさや多目的な用途(化粧品原料など)を求める場合に向いています。
- イソプロパノール含有品は、電子機器の清掃など、肌に触れる機会が少なく、コストパフォーマンスを重視する場合に向いています。
なお、どちらのタイプも濃度が99%程度と高純度なため、そのままでは消毒効果が低く(細菌のタンパク質を瞬時に凝固させ、内部に浸透しにくくなるため)、消毒目的の場合は精製水などで70~80%程度に希釈して使用することが推奨されます。
とのこと。イソプロパノールは脱脂作用が強いそうなのでメガネ拭きにはこちらのほうが適しているかも。