きれいなものを見るのはたまにでいいし
美味しいものを食べるのもたまにでいい
楽しく幸せな気持ちになるのもたまにでいい
いつもきれいなものを見ていたいとか
いつも美味しいものを食べたいとか
いつも楽しく幸せでありたいと思うのは
こころのなかによっぽど大きな空虚があるのだろう
絶えず心を満足させたいと思う背後には
癒えない悲しみ
消えない寂しさ
果たせない復讐がある
大きな穴があるので大きなボールを入れ続けるのだろう
逆にこれらの過剰は空虚がもたらしたものだとわかれば
過剰に歯止めがかかるかもしれない
空虚は自分が作った物語だとわかれば
過剰をやめることが出来るかもしれない
でも過剰。楽しいんだけどね。
過剰と戯れたい時があってもいいかもしれない。
でも過剰から逃れたくても逃れられないときは
上に書いたことがヒントになるかもしれない。